第一話「AKARI」
柴野日向 なけなしの五百円を支払い、カルピスウォーターの入ったプラスチックカップを受け取った。薄い味をちびちび啜って後ろの方に着く。小さなライブハウスはそれなりにお客が入っていた。 駅前でフライヤーを配っていた女子高生は、僕が自分の母校の生徒だと知ると、ただでチケットをくれた。せっかくだし、暇だし […]
柴野日向 なけなしの五百円を支払い、カルピスウォーターの入ったプラスチックカップを受け取った。薄い味をちびちび啜って後ろの方に着く。小さなライブハウスはそれなりにお客が入っていた。 駅前でフライヤーを配っていた女子高生は、僕が自分の母校の生徒だと知ると、ただでチケットをくれた。せっかくだし、暇だし […]